パール・真珠
冠婚葬祭などのお出かけ用に、パールのアクセサリーを持っているけれども、最近は出番も少なくなりジュエリーボックスの中で眠っている…
買取を依頼したいけれども、何もわからずに飛び込むのは不安…
このような悩みを抱いている人は、少なからずいらっしゃるようです。
この記事では、パール(真珠)の価値について、価値を保つための方法、買取相場、そして、高値買取を期待できるおすすめ買取店についてご紹介いたします。
買取査定の基準を知って、ご自身のパールのセルフチェックをしましょう。
パールの評価基準
まず、買取を依頼する前に、パールの評価基準を知っておくならば、査定の結果が妥当なものなのかを判断するのに役立ちます。
パールには国際標準となる評価方法はありませんが、以下の六つの要素から、総合的に評価が行われています。
- 大きさ
- 形状
- 巻き(真珠層の厚さ)
- 色
- 照り(輝き)
- 傷
それでは、それぞれの項目を、簡単に説明していきたいと思います。
「大きさ」……もちろん大きければ大きいほど高評価となります。
アコヤ真珠は3ミリから10ミリですが、白蝶真珠や黒蝶真珠では15ミリ以上のものも多く存在します。
「形状」……基本的には、より真円に近い物ほど高評価です。
真円以外にも、ドロップ、オーバル、バロックなど、さまざまなパールがあり、デザイン性の高いアクセサリーに利用されています。
「巻き」……真珠層の厚さを評価します。
真珠層が厚ければ厚いほど「照り」がよくなりますから、重要なポイントです。
「色」……真珠の色を評価します。
アコヤ真珠の場合、色については、価格に直接関係することはありませんが、黒蝶真珠の場合には、ピーコックカラーという、鳩の胸元のような色を持つ物が高評価となります。
「照り」……表面と内面から反射することで表れる、パール独特の輝きを評価します。
照りのいいパールには、くっきりと風景が映り込みますが、照りの弱いパールではぼんやりと映り込みます。
照りがいいほど高評価となります。
「傷」……パールができる過程や加工時、所有している間にできた傷が評価されます。
大きな傷の場合には、やはり評価は下がってしまいます。
これら六つの評価基準の中で、所有しているうちに価値を低めてしまう可能性があるのは「照り」と「傷」についてです。
パールは柔らかく、酸化に弱い、繊細な宝石ですから、価値を高く保つための方法も覚えておきましょう。
価値を高く保つための方法
パールを美しく保つためには、どうしたらいいのでしょうか?
四つの点を押さえておきましょう。
-
- お化粧品、ヘアスプレーなどが付着するのを避けるため、着用してからのメイクは避けましょう。
- 着用後は汗や皮脂がついたまま放置せず、柔らかい布で拭いて手入れしましょう。
表面に汚れが付着してしまった場合は、水拭きしてよく乾かしましょう。
- 急激な環境変化に弱いですから、湿度や温度が一定に保たれる場所、強い光の当たら
ない場所で保管をしましょう。
- ほかのアクセサリーで傷つけないためにも、パールは分けて保管しましょう。
パールの買取参考価格
では、美しく保たれたパールは、いったいどれほどの相場で買取をされているのでしょうか?
8ミリ前後のパールが利用された物となりますが、参考価格は以下のとおりです。
-
-
-
- パールネックレス 10万円〜
- 指輪 2万円〜
-
-
上で紹介したような相場で購入してもらうためには、評価のほかにも、鑑定書や箱などの付属品があることも大事ではありますが、お店選びも重要になってきます。
専門の査定員がいるだけでなく、販路を広く持ち、商品がよく回っていると思われるお店を選ぶことは大切なポイントです。
商品が売れていなければ、仕入れには消極的になるものです。
また、査定員との交渉によっては、査定のUPも可能ですから、できるだけ顔を合わせて話しましょう。
それでは、最後に、パールなどのジュエリーを買取しているお店の中で、この条件にかなう買取店をご紹介いたします。
どのお店もおすすめなので、ぜひ参考になさってみてください。
パールの買取店一覧|パールを売ると決めたらチェックしておきたいお店!