金といっても種類はいろいろ!あなたのゴールドは?

金(ゴールド)とひと言に言っても、さまざまな種類があることをご存じでしょうか?
ジュエリーなどに加工される金はただ一種類とは言えません。
今回は、金製品がどのように分類されるのか、簡単にご紹介させていただきたいと思います。

金の種類を見分ける二つのポイントがあります。
それは「純度」と「カラー」です。
では、一つずつ順番に見ていきましょう。

分類方法1<純度>

皆さんのお持ちになっている金製品を見ていただくと、表からは見えない箇所に「18K」「10K」といった刻印がされているかと思います。
Kは「Karate」の頭文字です。
これは、金の含有量を24分率で表したもので、「K18」とあれば、それは金の含有量が75%ということになります。

海外のブランドジュエリーなどの場合は、「750」や「986」など、3桁の数字で表されることが多いようです。
「750」は金の純度が750/1000(75%)という意味で、これは18Kと同じ純度です。
こういった数字で表されているものを1000分率と言います。

ほかにも、はっきり「純金」や「金純」と刻印されている場合や、「%」で表示されているという場合もあります。

分類方法2<カラー>

上で紹介したように、多くの場合、金は他の金属と混ぜられた状態、つまり合金で利用されています。
そうすることで硬度を補い傷つきにくくすることや、さまざまなカラーバリエーションを得ることができるのです。

加える金属は銅やバナジウムなどですが、配合のバランスにより、イエロー、ピンク、ホワイト、レッド、パープル、グリーン、ブラウン、ブラックなどの色調を表現することができるのです。
こういった金合金のことを「カラーゴールド」と呼びます。

今回は、よく知られているカラーである、イエロー、グリーン、ピンク、ホワイトについて、より詳しく紹介したいと思います。

イエローゴールド(YG)

金に銀と銅を加えて作られます。
純金よりも黄色く見えますが、金のイメージに一番近い色の合金です。
華やかでインパクトのあるカラーですので、男性用の喜平ネックレスなどにも使われます。

グリーンゴールド(GG)

金に銀を加えて作られ、「青割り」や「青金」などとも呼ばれています。
ハワイアンジュエリーなどでよく使われているようです。
澄んだ、落ち着いた色が魅力的で、自然のモチーフによく合います。

ピンクゴールド(PG)

金に銅と銀、それとパラジウムなどを加えて作られます。
金と銅のみの合金の場合は、より赤みの強いレッドゴールド(ローズゴールド)となります。
ピンクゴールドはロゼのシャンパンを思わせるような高級感と、温かみのあるカラーイメージで、とくに女性に人気のあるカラーゴールドです。

ホワイトゴールド(WG)

ホワイトゴールドには、ニッケル系とパラジウム系の物があります。
ニッケル系には、さらに銅と亜鉛が加えられ、パラジウム系には、銀と銅が加えられます。
プラチナに似たカラーで、いやらしさがなく、広い年齢層に受け入れられています。

「K18のイエローゴールド」や「K10のピンクゴールド」といったように、金の純度、そしてカラーの組み合わせで金製品は分類されています。
ジュエリーを選ぶとき、また、売却をする際のヒントとして、ぜひこの情報を活用なさってみてください。

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