オパールの種類や査定基準、保管方法について
オパールの種類や査定基準、保管方法
オパールの種類や査定基準を知れば、ご自身のオパールを査定する際に大きくその価値を下げられずにすみます。
ここではそんなオパールの種類や査定基準、保管方法などをお伝えします!
オパールの種類と産地
オパールの産地で有名なのはオーストラリアとメキシコで、産地ごとにオパールの種類やその価値も違います。
オーストラリアのオパール
ブラックオパール→地色の黒いオパールで、もっとも高い評価をもつオパールです。
ボルダーオパール→鉄鉱石の中にできるオパールです。
メキシコのオパール
クリスタルオパール→透明度の高いオパールでウォーターオパール、ジェリーオパールとも呼ばれます。
カンテラ→母岩つきで磨かれたオパールです。
オパールの産地にはブラジル、ペルー、メキシコ、エチオピア、南アフリカ、タンザニア、ジンバブエなどもあります。
注意が必要なオパールの種類
地色が黒でも貼り合わせで作られたブラックオパールもありますが、この場合宝石的な価値はありません。
オパールの査定基準
オパールの査定でどう評価されるかみてみましょう。
カット
丸く磨いたカボション・カットがオパールには多いですが、ハイカボションという分厚いものは価値が高くなります。
線対称であること、また美しいドームであることが査定で評価されます。
地色
ブラックオパールは地色が濃ければその分遊色が映え地色が濃いほど高く評価されます。
遊色
正面だけでなく、あらゆる角度で遊色があることが重要で、多くの色が鮮やかなほど査定で高く評価され、赤やオレンジなど、暖色系の色のものは評価が高くなります。
格子状にパターンが明確に分かれたハーレクインや、直線が交差するチャイニーズライティングなども評価が高くなります。
クラリティ
オパールは内包物が個性になっている場合は高い評価になることがありますが、曇っているものや乳白色のものは逆に評価が低くなります。
キズ
割れたオパールは価値はほぼ0で修復もできますが、宝石の価値は失われてしまいます。
オパールの管理方法
評価に影響が大きいキズには日頃から注意しましょう。
柔らかさ
他の宝石や固いものと一緒にするとオパールがキズつく可能性があるので別で保管しましょう。
衝撃
衝撃に弱いのでぶつけないよう注意しましょう。
熱や乾燥
オパールは熱や乾燥に弱いので温度変化が大きい場所で保管しないようにしましょう。
酸
汗などはこまめに拭き取りましょう。
また乾燥すると割れやすくなったり、色素が沈着するケースもあります。
いかがでしたか?
オパールの種類や査定基準、また保管方法についてお伝えしてまいりましたが、宝石などを買取に出す際に店頭にもっていったりするのは不安ですよね。
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