7月の誕生石ルビーの色の種類や効果を解説!
7月の誕生石であるルビーの色や効果とは
7月の誕生石、ルビーの色の種類や効果は実はあまり知られていません。
ここではそんな7月の誕生石ルビーの色の種類や効果をご紹介します!
7月の誕生石ルビーとは
和名では紅玉(こうぎょく)のルビーですが、赤色のイメージが強いルビーと青色のイメージのサファイアは、見た目はまったく異なりますが、両方とも同じ鉱物名のコランダムです。
不純物がほとんどないコランダムは無色透明で、1%程度の微量のクロムを不純物で含むことにより赤の色を放ちルビーとなります。
しかし、不純物のクロムの量が0.1%以下の場合、ルビーでなくピンクサファイアとなります。
さらに不純物のクロムの量が5%以上のケースではエメリーという灰色の工業用の研磨素材になりますが、宝石としての価値はありません。
色が産地で違うルビー
タイ産は黒っぽくなることが多いですが、世界の大半の産出量をタイのルビーが占めています。
タイ産が広まり市場でルビーのシェアが拡大し、オレンジに近い赤から赤みがかったパープルなど色の種類も多くあります。
色味や発色をよくする加熱処理が多くなされますが、スリランカでは明るい色合いの透明度の高いルビーが産出されます。
多くはピンクに近い淡い色合いで品質的に他産地より低いとされていますが、リーズナブルな値段というメリットがあり、アクセサリーとして好まれています。
ピジョンブラッドとは
前述の通りルビーはコランダムという鉱物に分類され、サファイアは色の薄いもの、ルビーは濃いものとなります。
元々は同じ鉱物でありながら色の濃さで呼び名が変わるのです。
ルビーの原産国で有名なのはミャンマー、タイ、スリランカなどですが、ミャンマー産は貴重で、一定以上の色の濃さが認められたルビーはピジョンブラッド(鳩の血)と呼ばれる最高品質のものになります。
ただピジョンブラッドは主観的な表現で、成分の分析結果で判明するものではありません。
日本ではミャンマー産で一定の色の濃さ以上のルビーだけしか鑑別書に「ピジョンブラッド」という記載はされませんが、海外ではミャンマー産でなくても記載できます。
ルビーの効果とは
赤色の石は全般的に「情熱」を象徴するとされ、赤色の王様であるルビーも情熱的な気質をもつ石で、古代から体の右側に身に着けるとルビーのパワーと効果が与えられると信じられてきました。
ルビーをつけると身のこなしが優雅になり、品位がでる効果があるとされて、長所を伸ばし落ち着いた風格も生み出す効果もあるといわれています。
赤はそもそも元気を与える色ですが、赤い色ばかりに囲まれたり長時間見ていると疲れるので、ルビーも飾りすぎずさりげなくつけるのが良いでしょう。
いかがでしたでしょうか?
7月の誕生石ルビーの色の種類や効果についてご紹介してまいりましたが、宝石などを買取に出す際に店頭にもっていったりするのは不安ですよね。
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