パライバトルマリンの見分け方

パライバトルマリン

パライバトルマリンの見分け方を知ろう！

パライバトルマリンには見分け方がありますが、パライバトルマリンは見分け方という前にトルマリンが好きには特別な宝石といえますね。

パライバトルマリンの特徴はなんといってもその鮮やさと蛍光色のようなネオンブルーの色彩といえます。

「南国の海の色」や「地球の青色」とも例えられる独特の輝きと色彩は、宝石ファンを常に魅了しますが、産出量がとても少なく上質なパライバトルマリンは入手困難です。

パライバトルマリンは1カラットあたりの値段が、カラーストーンでももっとも高い言われるほど価値が高い宝石なのです。

イヤリング

パライバトルマリンの美しさはその鮮やかなネオンブルーの色彩にありますが、このブルーは高濃度の銅とマンガンイオンによるものでパライバトルマリンは同種の宝石の中ではありえない量の銅が含まれています。

銅は濃度が0.01％と非常に少ない元素で、トルマリンなどのペグマタイト鉱物が銅を含み鮮やに発色することは、パライバトルマリンが知られるようになるまで認識されていませんでした。

また、パライバトルマリンの原石の結晶は非常に小さく細いものが大半で1カラットオーバーの大きさが採掘されることは稀なので大きく美しいパライバトルマリンは貴重とされ高額取引される宝石になっているのです。

パライバトルマリンはブラジルのパライバ州・サンドンデ・パラーリャの鉱山で発見されましたが、それより前にも類似した色のトルマリンはあちこちで産出されていました。

しかし小粒であり質も良いとはいえなかったので、高値にならなかったのですがパライバ州で採掘されたトルマリンが、美しく品質も高かったので特別に「パライバトルマリン」という名づけられました。

ただ、パライバ州の鉱山のパライバトルマリンは採掘が諸事事情で困難になり供給が需要に追い付かずその価格はあがりました。

その後、デノルデ州やナイジェリアやモザンビークでもパライバトルマリンが採掘されることが判明し、モザンビーク産のパライバトルマリンが特に良い質ということが判明し、高値で取引されるようになりました。

リング

パライバトルマリンは美しい青い色が特徴ですが、その中でもネオンブルーと呼ばれる美しい青色ほど評価が高くなり、またツヤやテリも重要です。

宝石で重要視されるインクルージョンの少なさは、パライバトルマリンが内包物が美しい輝きを内側から出すので、それは問題にはほぼなりません。

カラーを加熱処理で明るくする加工がなされることももありますが、非加熱で美しい色であるほど価値が上がり、石のサイズも大切です。

大粒のパライバトルマリンはとても少なく、大粒のパライバトルマリンはレアなので大粒のものは価値が非常に高くなります。

いかがでしたでしょうか？

パライバトルマリンとその見分け方をご紹介してまいりましたが、高価な宝石を査定や買取に出す際に店頭にもっていくのは不安ですよね。

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